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[サンフランシスコ 20日 ロイター] 米半導体大手インテル<INTC.O>が20日発表した第2・四半期決算は、売上高と1株利益がともに市場予測を上回った。しかし、2011年のパソコン(PC)販売予測を引き下げ、成熟市場の軟調さを警告した。インテル株は時間外でいったん上昇したものの下げに転じ、1%を超える下げとなった。
インテル決算、予想上回る:識者はこうみる
インテルは、今年のPC販売台数増加率予測を8─10%と、10%台前半から下方修正した。
インテル製プロセッサーは、世界のPCの80%に搭載されている。しかし、アップル<AAPL.O>の「iPad(アイパッド)」やグーグル<GOOG.O>の基本ソフト、アンドロイドを採用したスマートフォンといった多機能な携帯端末の人気でPCの販売が鈍り、インテルは急成長するモバイル市場で苦戦している。
携帯端末向けのプロセッサー「Atom」部門の売上高は15%減の3億5200万ドルだった。
オッテリーニ最高経営責任者(CEO)は「成熟市場(mature market)の消費者向け分野は依然軟調だが、エマージング市場(emerging market)の消費者向け分野は健全で成長し続けている」と述べた。
インテルやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)<AMD.N>などの半導体メーカーにとって、下半期の見通しには、米国の高い失業率、欧州金融危機のリスク、在庫の積み上がり、PC販売の低迷が影を落としている。)
第2・四半期業績は、クラウド・コンピューティングの拡大などで急成長しているデータ・センター部門と、中核のPC部門に支えられた。
第2・四半期の売上高は前年比22%増の131億ドル。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの平均予測の128億3000万ドルを上回った。
非一般会計原則(GAAP)ベースの純利益は、10%増の32億ドル。1株当たり0.59ドルとなり、アナリスト予測の0.51ドルを上回った。
インテルは、第3・四半期の売上高を約140億ドル(プラスマイナス5億ドル)と予想。アナリストの予測は135億ドルとなっていた。
同社のスミス最高財務責任者(CFO)はロイターに対し「PCやサーバーの世界的なサプライチェーン(供給網)に着目すると、在庫水準は低い(lean)。それで、みなやり繰りしている」と述べた。
しかし、景気のもたつきや、タブレットPC市場の活況に注目する投資家は、インテルのPC成長見通しが楽観的過ぎとみている。アナリストも、インテルがある時点で予測の下方修正を迫られると指摘。こうしたムードが、決算発表後のインテル株を圧迫した。
エバーコア・パートナーズのアナリスト、パトリック・ワン氏は「投資家が抱くと思われる最大の疑問は、インテルがどこにPC市場の基礎的強さを見出しているかということだ」と指摘。前期から7%の成長が達成されると確信するのは難しいとしている。
20日の通常取引を0.3%安で終えたインテル株は、決算発表を受け時間外取引でいったん上昇したものの、下げに転じ1.52%安となった。
*内容を追加して再送します。
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20日にナスダック市場に新規上場されたオンライン不動産会社ジローの株価は、旺盛な需要にもかかわらず売り出し株式が制限されたことから急騰し、まだ利益を計上していない同社の時価総額は10億ドル(790億円)以上となった。
IPO(新規株式公開)で売り出されたのは350万株。IPO価格は20ドルだったが、この日の初値は60ドルに達した。その後上げ幅を縮小したが、依然15.77ドル(78.9%)高の35.77ドルで取引を終えた。
同社株に対する需要は旺盛だったが、同社は売り出し株式を追加しなかった。IPOの仮条件レンジは16~18ドルだった。
今年これまでに一連の消費者向けインターネット関連企業のIPOが行われており、ジローはその最新の例。これらの企業は需要をかき立てる戦略として、売り出し株式の数を厳しく制限している。
ジローのスペンサー・ラスコフ最高経営責任者(CEO)は「株式の量は、キャッシュフローがプラスで、現在の株主が売り出さないという点から見て適切だ。実際、既存株主は持ち株を増やしている」との声明を発表した。
ビジネスに特化したインターネット交流サイト(SNS)サービスのリンクトインも5月のIPOで同様のアプローチを取り、売却数を780万株に抑え、初日の株価は109%暴騰した。最近では、レジャー用レンタルハウス紹介サイトのホームアウェイが800万株を売却し、株価は49%上昇している。
20日にはヘッドホンメーカーのスカルキャンディーも新規上場された。同社の場合は需要に応えて株式数を増やした。IPO価格は20ドル。これを15%上回る23ドルで取引が始まったあと反落し、IPO価格と同水準で終わった。売り出し数は940万株で、当初予定よりも100万株以上増えた。IPO価格は当初予想レンジの17~19ドルを上回った。
シアトルに本拠を置くジローのウェブサイトは不動産物件、住宅ローンと不動産会社の情報を掲載、住宅価格を評価するツールも備えている。約100万戸の価格・家賃推定機能など、zillow.comにあるほとんどのサービスは無料で使え、パソコンのほか携帯情報端末などからもアクセスできる。同社は地域の不動産会社や住宅ローン提供金融機関、その他の不動産関連顧客の広告で収入を得ている。
他の多くの住宅ローン関連サイト異なり、同社のサイトのビジターは匿名でローンの申請ができ、見積もり数も制限がない。また、ビジターは複数の見積もりから自分で選択してその金融機関と連絡を取り合うことができる。
同社は2004年の創業以来、営業損益、純損益ともまだ黒字を計上していない。ただ、赤字は縮小しており、今年第1四半期(1~3月)の純損失は86万5000ドルで、前年同期の280万ドルを大きく下回った。同四半期の売上高は1130万ドルと、前年から倍増した。
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